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不思議の国御魯西亜奇譚集

『フィリップ』

2025.02.16 『フィリップ』 2022
FILIP


 ポーランドの作家レオポルド・ティルマンドの自伝的小説を「カティンの森」「ワレサ 連帯の男」などアンジェイ・ワイダ監督作のプロデューサーとして知られるミハウ・クフィェチンスキが自ら監督も務めて映画化したポーランド映画。ナチスによって恋人も家族も殺されたユダヤ人青年が、復讐と愛の狭間で揺れる葛藤の行方を描く。主演はエリック・クルム、共演にヴィクトール・ムーテレ、カロリーネ・ハルティヒ。ーーallcinema.onlineより
脚本ミハウ・クフィェチンスキ&ミハウ・マテイキェヴィチ

 「Filip」は、ポーランドの作家レオポルド・ティルマンド(1920-1985)の自伝的小説としてポーランド当局の検閲の後大幅に削除されたものが1961年に出版された。しかしすぐに発行禁止になり、長い間陽の目を見ることがなく2022年になってオリジナル版が出版された。この小説はティルマンド自身が1942年にフランクフルトに滞在していた実体験に基づいている。監督のミハウ・クフィェチンスキはその事実から導き出す魂の解放・自由奔放な姿を第2次大戦、ナチス支配下のドイツを舞台に官能的な要素を加えて映画化したものである。フィリップはナチスによって両親や恋人を目の前で銃撃で殺され、ナチスへの復讐を誓いフランス人になりすまし、ナチス上流階級の女性を次々と誘惑していく。「Filip」は、ポーランドの作家レオポルド・ティルマンド(1920-1985)の自伝的小説としてポーランド当局の検閲の後大幅に削除されたものが1961年に出版された。しかしすぐに発行禁止になり、長い間陽の目を見ることがなく2022年になってオリジナル版が出版された。この小説はティルマンド自身が1942年にフランクフルトに滞在していた実体験に基づいている。監督のミハウ・クフィェチンスキはその事実から導き出す魂の解放・自由奔放な姿を第2次大戦、ナチス支配下のドイツを舞台に官能的な要素を加えて映画化したものである。フィリップはナチスによって両親や恋人を目の前で銃撃で殺され、ナチスへの復讐を誓いフランス人になりすまし、ナチス上流階級の女性を次々と誘惑していく。ーーhttps://filip.ayapro.ne.jp/より

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