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不思議の国御魯西亜奇譚集

コンチャロフスキー『アンティ・キラー』

2022.11.11 『アンティ・キラー』 2003  ANTIKILLER 2: ANTITERROR
 監督イェゴール・ミハルコフ=コンチャロフスキーは、ミハルコフ・ファミリーの一員。
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 ロシアン・ノワールはカオスだ。素朴にいって、ハナシがよくわからない。一回観ているけれど、きれいに忘れていたのは、このわかりにくさの所為だろう。
 チェチェン・マフィアの悪党ファミリーと鬼刑事の対決。ーーという大枠があることはある。
 しかし、敵・味方どちらも、対立組織や内通者が入り乱れていてややこしい。そのへんの説明は配慮されていない。ロシア式ってことか。
 何より面倒なのは、ノワールの各登場人物たちの情念のありかだ。生き死にの諦観のありようだ。結末は「?????」。日本人のハラキリ思想に似ている。だが、作品としては共感できず。失望して忘れてしまうだけだ。
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